5巡目

(メモ) 内子町から久万高原町へ

4月中旬、内子町から久万高原町へ約40kmの日帰り遍路をしました。
この区間は公共交通機関の接続がないため、車の回送(*)が困難です。したがって、自宅(松山)から列車でJR内子駅まで行き、この間をお遍路をして、JRバス久万高原営業所からバスで松山に帰るというのがいつものパターンです。

今回、この区間でまだ通ったことのない次の経路を選択しました。
(1)内子市街地→四国のみち「水戸森峠越え」→R379(小田川沿いの幹線道)
(2)内子町吉野川の突合(つきあわせ)交差点→真弓峠→農祖峠(のうそのとう)→久万高原町市街地(大宝寺)

なお、(2)の経路は当初、真弓峠の手前で畑峠(はたのとう)遍路道に入り、鴇田峠(ひわだとう)経由で久万高原町市街地へ向かうルートを取ろうとしたのですが、畑峠遍路道への山道が途中から廃れて道を失いました。やぶから舗装路へ抜け出て先を進むと突然、通行止めの古いトンネルが目の前に現れてビビりました。遠くに出口が光って見えます。今自分がどこにいるのか全く分からず、とにかくこのトンネルの向こう側に出ようと近くの林道を上がってみるも、いくつもの山道が交差していていずれも行き止まり。結局この不気味な暗闇のトンネルを強行突破しました。その後、真弓峠のトンネルに出て、先ほどの道が真弓峠の旧道だと判明しました。もう畑峠遍路道を探索する元気もなくなり、別ルートの農祖峠経由に変更しました。こちらもまだ通ったことがありませんでした。畑峠遍路道は次回6巡目で再挑戦です。

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(*)ここでの「車の回送」とは、当日の遍路を始める前に自分の車をゴール地点に運転して運んでおくことです。別途スタート地点に戻ってくるための手段が必要です。なお、当日の遍路終了後にスタート地点に置いてある車を取りに戻る場合もあります。
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(詳細レポートとして後日書き改めます)