2巡目

【2巡目】区切り打ち第1回

2015(H27)年7月中旬

2015(H27)年盛夏、走り遍路2巡目を開始しました!
松山市からの出発、「手押し車遍路」で逆打ちします。
ランニング用ベビーカーに荷物を積み込んで四国八十八箇所を反時計回りに巡ります。

ちなみに、松山市は九州からの四国の玄関口にあたるので(今もそう言えるのかはわかりませんが)、四国遍路を松山市から始めることもよくあったみたいです。

さて、前回1巡目は荷物を背負って走り遍路しましたが、野宿道具を含めると荷物が重くてとても走れたものではなく、宿泊まりが中心となりました。宿泊まりするにしても、走りながらどこまで行けそうかを考え宿を決めて連絡する必要があり、このことがかなり煩わしかったです。
そこで、2巡目は野宿に戻すことにしました。

このたびの2巡目初回は2泊3日で、松山市から久万高原町と内子町を経由して大洲市東大洲の十夜ヶ橋(とよがばし)まで、51番石手寺から44番大宝寺の8ヶ寺を巡礼しました。
暑いし、雨に降られてかっぱを着ると蒸せるし、虫に刺されるし…、夏の遍路はとにかくキツいです。でも、へんろ修行なのでキツいほどありがたい!?

ゴール地点の十夜ヶ橋は、この橋の下で弘法大師が野宿したと言われ、お遍路さんがどこの橋の上を通るときでも、「お大師様が寝ているかもしれないので、遍路杖をついてはいけない」という決まりの元となったところです。

この遍路で心が清らかになりましたが、身体は汗まみれになりましたので、ゴール地点近くのトロン温泉「オズの湯」でさっぱりしてバスで帰途につきました。